Sunday, October 20, 2019

富士山ヒルクライムの反省メモ

ヒルクライムレースに出たのはたぶん8年ぶり。
今回の経験をちゃんと反省して次回に生かそう。

5:30 渋滞で予定より少し遅くなってしまったが、駐車場に到着。
暗くて足下がよく見えないけど、牧場を駐車場に開放しているのかな?
けっこう臭う。
運が付くのはいいけど、うん○が付いたらやだなぁ。
ライトがどこかにいってしまい、探すのに時間をくってしまった。
まだ暗い中、駐車場から会場まで少し坂を上る。


5:45 会場に到着。
下山荷物の預け締め切りは6時。あまり余裕がなかった。

次回はもう少し余裕をもって行動しよう。

6:00 ポケットに入れておいたシュークリームをひとつ食べた。
(←甘かった。
いや、味ではなくて、これでゴールまで持つだろうと思ったことが)
ちなみに朝食は4時頃だった。
コンビニで買ったポテトサンドとツナサンド、缶コーヒー、それと野菜ジュース。

6:15 開会式のあと、ライダーズミーティング。
かなり厳しいコースなので最初は飛ばすなとのこと。
スタートは申告タイム順でグループ分けされている。
自分は2時間40分で申告したので、12グループ。
なかなか順番が回ってこない。

7:20 号砲がなってから約45分後、ようやくスタートだぁ。
最初はパレード走行で追い越し禁止。集団ごとに先導がついている。
自分は集団の前から3番目を走ってた。
赤信号で前の集団に追いついた。
信号待ちの長い列。
青になって前の集団が出た後、自分のところで赤信号になってしまった。
そして、先導は二人だけを引いていき、そのまま姿が見えなくなった。
「こういう場合、普通、待ってないか~?」と、うしろのおっちゃん。
さて・・・レースのスタート地点はナビに入れてあるからわかるけど、
パレードコースが分からない。

なので、全力で追いかける。

何でこんな所で脚を使って集団を引っ張らないといけないんだ?
次の信号で追いついた。
別にそんなに急がなくても、きっと、ここで待ってたよね。

ゆっくり行けばよかった、

と反省するも遅し。

7:42 自衛隊の駐屯地前を通過してレースのリアルスタート。
タイムはスタートラインからゴールラインまでを計測する。
ここまでで120mほど上っているので、脚も温まって良い感じ。
最初の4キロ弱は直登。
斜度は7%だけど、ホイールを鉄下駄からレーシング3に変えたので、

これは反則ではないか?

と思うくらい軽い。
だが、先は長いので、抑えめで走ろう。
ライダーズミーティングでもそう言ってたし。
最初の直登は平均勾配7%、平均時速12.3キロ。

8:03 スタートから約4キロ。
馬返し辺りから斜度が上がり、つづら折りに入る。
この辺りから周囲は鬱蒼とした森林になる。
が、見ている余裕はない。レースだからね。
つづら折り区間は距離3キロ、平均勾配8.5%、平均時速9.1キロ。

8:26 斜度が緩くなり、太郎坊のトンネル前のT字路。
ここを右に曲がると御殿場五合で、そちらは以前に行ったことがある。
今回はまっすぐ進み、短いトンネルをくぐる。
ここから平坦基調になる。

ここは飛ばさないとね。

スピードが乗ってきて、フロントをアウターに入れたら、チェーンが外れてしまった。

あ~あ。こんな時にトラブルとは。

停車のサインを出すと、後ろから集団が自分を抜かしていった。
自分はいつの間にか集団の風よけに使われていたのね。
まぁ、いいけど。
チェーンをはめて、気を取り直して、再スタート。
水ヶ塚の駐車場はショートコースのゴールで観客がちらほらいた。
富士山の頂上がちらっと見えて気分が良い。
観客?大会関係者?から、

「ここからが本番だぞ」

と声援を受ける。
もちろん、そのつもりだった。

しかしだ。腹が減った。

この辺りは平坦か下り坂なのに、ぜんぜんスピードが上がらない。

やばい。

太郎坊洞門から旧料金所まで、
距離6.7キロ、平均勾配2.6%、平均時速16.6キロ。

8:50 旧料金所手前のT字路を右折。
ここからのために、これまで抑えめに走ってきたのに、

まったくパワーがでない。

見ると、停まって何か食べてる人が結構いる。

いいなぁ。

と思っても、補給食を持ってこなかったんだから仕方ない。反省。
ぐぅ~~、腹の虫が鳴く。
斜度は8%なのに頑張っても時速10キロがいいところ。
ぐぅ~~、ぐぅ~~~~~~、
こんなに鳴るもんなんだ!というくらい、鳴り続ける。
ハンガーノックにはかなわん。

これはリタイアか?

しかし、一応、微力ながら脚は回る。
きっと血糖がなくなってパワーが出なくなったんだけど、
腹回りに脂肪が残ってて燃焼してるんだろう。(←たぶん違うと思う)

9:41 リアルスタートから22キロ地点、駐車場まであと5kmの看板があり、つづら折りが始まった。
標高は2000m。
斜度はやはり8%程度、速度は時速8キロまで落ちた。
相変わらず、腹は鳴り続けている。(←当たり前だ)

もう諦めようかなぁ。

大体、この一ヶ月で200キロも走ってないんだよなぁ。
完全に練習不足だよなぁ。(←めっちゃ、ネガティブ)
でも、脚はまだ動くなぁ。ぜんぜん力が入んないけど・・・

まぁ、行けるところまで行くかぁ。


10:04 25キロ地点。駐車場まであと2kmの看板。斜度は少し緩んで6%。
しかし、斜度が緩んだにもかかわらず、速度はさらに落ちて時速7キロ。
ここまで来たんだから、最後まで行くかぁ。
が、アキレスと亀みたいに、ゴールが近づくほど速度が落ちて、

永遠にゴールに着かないんじゃないか?

(←もう、考えることが支離滅裂)

10:23 時速5キロでゴール。

いや~、腹減ったぁ。

高鉢ゲートからゴールまで、
距離12.7キロ、平均勾配7.1%、平均時速8.2キロ。

下山用に預けてあったリュックを受け取り、
中のリンゴジュースとおにぎり2個を食べる。
胃に染みる~。うまい~。

あ~、楽しかった。また、来年もこよう。
(←さっきまでのネガティブパワーはなんだったんだ?
どうして、そういう感想になるんだ??)
よし、次は2時間半切りで、リベンジじゃあ!!
(←それは、リベンジと言うのか???)

下山後、完走賞として、緑色のメダルをもらった。
帰宅後、家人いわく「銅が腐って緑色になったの?」
「・・・」(←たしかに銅の錆は緑青ですなぁ。)

(後日、富士山ヒルクライムのサイトを見ると、
補給が必要とアドバイスされているではないか!!
こういうのは、ちゃんと読んどかないと、ダメだね。)

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